当院について(治療の特徴)|祐生堂はり灸マッサージ博多院

092-412-3035
受付時間:AM10:00〜PM7:00

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当院について

当院のこだわり

ご縁のあった皆様の笑顔、信頼関係を大切にしています。

当鍼灸院は患者様お一人お一人に対し、東洋医学的診察方法を用いた全人的な診方で、流れ作業的ではない、丁寧な診察及び治療を行っております。治療にあたっては、患者さんとの信頼関係が大切と考えておりすので、疑問や質問などございましたら遠慮なくお尋ね下さい。

ありのままの状態に耳を傾けた治療

世の中には、確かな症状があって病院に行ったとしても「どこも悪くない」「異常はない」「気のせい」などと言われたりする。その様な経験をされた方も多いかと思います。当鍼灸院は患者さんの痛みや不安、悩みなどに正面から向き合って、患者さんのありのままの状態に添った治療を心掛けています

心と身体~心身両面からみる治療

身体と心は密接に関係しています。精神的なストレスは身体に大きな影響を及ぼしますし、逆に精神状態が安定している時は体調まで良くなったりもします。また体調の悪いときには気持ちまでも落ち込んだりもします。当鍼灸院では身体と心、両方から診る治療を心がけています。

現代医学(西洋医学)の視点も重要視しています

当鍼灸院の治療方法は東洋医学の生理病理に基づいた診察方法による治療法ですが、現代医療の視点も当然大切にしています。病院でもらったデータや医師の指示・お薬などについても治療の参考にしており、同時に鍼灸不適応疾患や現代医療による治療がより効果がある場合は積極的にクリニックの受診をおすすめしています。決して東洋医学一辺倒の偏った知見で患者様を惑わすような事はしておりませんので、安心してお気軽にご相談下さい。

痛くない「鍼」、優しい「鍼」を提供しています

鍼治療未経験者の方々にお聞きしますと、鍼治療は「痛い」「怖い」というイメージがどうしてもあるそうです。確かに少し深く鍼を刺入すると「ビンッ」と感じられるものがあり、その感覚を嫌う方々も多くいらっしゃいます。繊細な精神や肉体の傾向にある現代の日本人にはちょっときつい刺激でもあるようです。当院の鍼治療は刺入が浅く(0.5~3ミリ程度)、状態によっては接触鍼(刺さない鍼)を使用しています。患者さんのお身体にとっては優しく軽い刺激ですので痛みもなく、初めての方でも安心してご利用頂けます。

インフォームドコンセント(相互理解)を大切にしています

現代医療の現場では都市部を中心に、医師の丁寧な説明は当たり前の時代になってきています。当院でも患者様に対して東洋医学的な説明にはなりますが、東洋医学の専門家として出来る限りの説明を致しております。

養生を大切にしています

病には何と言ってもご自身の養生に勝るものはありません。主役はあくまでも患者の皆様ご自身です。治療家は患者さんの「治る力」を最大限に引き出すサポーター的存在であり、病気が治るのは患者さんご自身が「治る力」をそれだけ持っているという事なのです。当鍼灸院では患者さんが自宅でできるお灸のやり方や、簡単な養生法などをお話させて頂く事もあります。

当院の鍼灸治療の特徴と利点

当院の鍼治療は痛くありません。
ハリと聞くと「痛い」「怖い」というイメージがあります。無理もない話です身体にハリを刺す訳ですから…
しかし当院では『すごく浅く刺す鍼』を多く用います。刺入は0,5~3mm程度、皮一枚といった感じでほとんど痛みは感じません。患者さまの状態や体質によっては接触鍼やてい鍼(刺さない鍼)を行なう場合も多々あり、その時々で身体が求めるだけの刺法に変えていきます。患者様の大半は治療の途中で眠られています。感触としては笹の葉の先があたる様な感じだそうで、鍼に対するイメージが全く変わったと言われます。

使用している鍼感染防止の為に鍼は全て「滅菌済み使い捨て(ディスポ)針」を使用しております。太さも直径0.10mm~0.16mm程度のもので、髪の毛みたいに細く痛さも感じにくくなっています。

中国古典医学に基づいた日本の伝統的な鍼灸医学

陰陽マーク当院の鍼灸治療は「経絡治療」と呼ばれるもので、全身の臓腑経絡のバランスを整えた上で病んでいる部位や症状に対するアプローチを行っていきます。

現在鍼灸治療を行っている治療院の治療スタイルは様々で、大まかに言うと「現代の解剖生理学に基づいた刺激療法」「経験に基づくツボ療法」と「中国古典医学の考え方に基づいた隋証療法」に分けられます。当院の治療方法は後者に属しますが、本来東洋医学というものには独自の思想・哲学があります。その思想・哲学に基づいて古典医術の生理・病理があり、養生も含めた疾病観があります(陰陽論、五行論、臓腑経絡論など)。ですから本当の意味での東洋医学とはそういった考え方に基づいた治療方法であるべきだと当院は考えています。わかり易い例として、時代劇などで出てくるような診察方法で人の身体を把握し、全人的な診方で治療していくやり方です。ただ当時との違いは鍼の大きさや刺し方は全然違います。

古典には「治療とは陰陽のバランスを整える事」と記されています。お越し頂いた患者さんからは「時代劇風な診察ですね」などといわれることがあります。

>>東洋医学について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい

全身治療の利点

当院で行っているのは伝統的手法に基づく全身治療なので以下のような特長と利点があります。

①、複数の愁訴が関連付けし易く同時に治療できる。
②、軽い刺激なので身体への負担が小さい。
③、自律神経系へのアプローチを行ないやすい。
④、骨筋系の痛みの治療だけでなく、内科耳鼻科婦人科等の症状も改善できる。
⑤、続けていく事によって体質改善に大きく寄与する。

などがあげられます。

>>施術内容と施術の流れ

病になりにくい身体を作る、ストレスに強い身体を作る

元気な女性 東洋の古典医学の生理病理に基づいた疾病観には「治未病(未だ病まざるを治す)」という病気になる前に病気を予防する考え方があります。人間誰しも弱い部分が多少なりとも存在します。これを素因とも言いますが、そういう素因証に対する養生鍼や健康鍼も昔から存在し、経験に基づく英知として広く庶民に受け入れられてきました。

ストレスの多い現代人にとって、定期的な身体のメンテナンスは生活の質を向上させる為にも非常に重要です。これからの時代はまさに予防医学の時代が来たとも言えます。最近では健康ブームにあやかり鍼灸のニーズが非常に高まってきているのも事実です。